四條畷市・大東市の予防管理型歯科医院

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酸蝕症の日

3/4は、歯科メーカーが制定した酸蝕歯という記念日です。

歯の表面のエナメル質は体の中で最も硬い組織です。健康なエナメル質は丈夫で美しい歯のためには大切な要素です。

ところがエナメル質は酸にはとても弱い性質があります。お口の中のpHが下がるとエナメル質は溶け始めて白く濁ってきます。この段階では唾液の中に含まれるカルシウムなどの成分によってある程度回復して元通りになります。またフッ素塗布によってエナメル質を丈夫にして、酸に溶けにくくすることもできます。

食事やおやつなど食べると、お口の中のpHが下がります。下がったpHは唾液の中性へと戻す緩衝作用によって中性方向へもどりますが、ダラダラと食事を続けたり、甘いものを頻繁にとったりすると、緩衝作用が間に合わなくなることがあり、エナメル質にとってはつらい状態となります。また炭酸飲料など酸性の食品を頻繁にとるとエナメル質が脱灰されてしまいます。逆流性胃炎の患者では、胃酸が口腔内まで逆流して、pHが低い状態になり、エナメル質を溶かしてしまうことがあります。

酸蝕歯は自分では気づかないこともあり、歯科医院でみつかる事が良くあります。気付かずに放置すると歯をうしなってしまうことも。かかりつけの歯科医院で定期的に診てもらっていると安心です。