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本日は美容口腔学会主催のセミナーがあり、認定医試験でした。

スタッフの田内さんと受講し、２人とも認定医、認定コーディネーターを取得しました。

すべての歯が健康であっても，お口全体として美しく保ち続けるにはどうすればよいのか？

昨今、健康寿命と平均寿命健康長寿について、メディアを通じて時々話題になっています。超高齢化社会を迎えるにあたり、この事は大変な問題でありますが、行政は解決の糸口がつかめていないような気がします。

ちなみに健康寿命と平均寿命の差は、日常生活に制限のある「不健康な期間」を意味しま す。我が国における平均寿命と健康寿命(日常生活に制限のない期間)の差は、 平成22年で、男性 9.13年、女性12.68年となっています。 これは世界でも類をみない程の格差であり、今後、平均寿命の延伸に伴い、こうした健康寿命との差が拡大すれば、医療費や介護 給付費の多くを消費する期間が増大することになります。疾病予防と健康増進、介護予防などによって、平均寿命と健康寿命の差を短縮することができれば、個人の生活の質 の低下を防ぐとともに、社会保障負担の軽減も期待できます。

現在、医療保険制度においては人間ドッグを例として、予防に対する制度が皆無です。今後、予防に対しての医療制度が確立される事を切に願っています。

私たち歯科医療従事者は、政治家にでもならない限り、行政をどうこうは出来ません。私たち臨床家は、日々の診療において患者さんに予防の大切さをお伝えしていき、少しでも多くの方にその重要性を理解してもらう事。

まずは、当院に来院して頂く大切な患者さんの予防意識の向上に努め、将来「武田歯科で予防を受けていて良かった」と思って頂けるよう明日からの診療を頑張っていければと思っています。