四條畷市・大東市の予防管理型歯科医院

〒575-0023 大阪府四條畷市楠公1-11-58/JR学研都市線 四條畷駅徒歩7分

食育支援歯科認定/小松病院連携登録歯科

 
9:00~13:00 ×
15:00~18:00 ×

△:土曜日は17:00まで/休診日:日・祝

▲:第2、4木曜日は、終日休診

駐車場:3台

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マタニティー歯科-Matanity dentistry-

➖1歳からの予防歯科

当歯医者では、近々、妊娠の予定がある方、又、子供が欲しい方に対して、積極的にマタニティー歯科の受診をオススメしています。

「垂直感染」と言う言葉をご存知ですか?虫歯菌や歯周病菌というのは、垂直(すなわち、親から子へ)に感染(感染率80%以上)していく病気です。これらの細菌は、良く「遺伝」と思っておられる方が多いのですが、それは大きな間違いです。

従って、出産後、可愛い赤ちゃんへ細菌を「感染」させない為にも、早期から行うマタニティー歯科をオススメします。

虫歯になりにくい食事の取り方、歯周病になりにくい口腔ケアの方法など、多岐にわたって一緒に準備していきましょう。

妊婦歯科検診の必要性について

妊娠すると母子手帳を持つようになりますが、中に、歯の状態を記入するページがあるのをご存じですか?

これは、妊婦さんのお口の中の健康を保つためだけでなく、生まれてくる赤ちゃんに悪い影響が出ないようにする為に、歯をチェックする必要があるからです。

よくあるご質問

妊娠すると、虫歯になりやすいのですか?

妊娠すると、虫歯になりやすいだけではなく、歯周病にもかかりやすくなります。

理由としては、

1. 妊娠すると、ホルモンバランスが崩れ、唾液が酸性(虫歯になりやすい状態)になり粘っこくなり、歯垢が増えます

2. つわりによって、生活リズムが乱れます

3. 歯ブラシを口の中に入れると気持ち悪くなりやすくなります

などが挙げられます。

妊娠すると歯茎がはれやすいの?

その通りです。

妊娠する事により、女性ホルモンが増加(プロゲステロンは炎症反応を増大させる)し、歯ぐきの状態が悪くなりやすいのです。これを『妊娠性歯肉炎』と言います。

歯ぐきの色がピンク色でなかったり、丸みを帯びている場合は要注意です。また、重度の場合、膿がジワッと出る事もあります。

対策としては、歯医者さんで、歯石取り&ブラッシング指導が効果的です

 歯石には、2種類あります。それは「 縁上歯石」 と「縁下歯石」です。

1. 縁上歯石は、色は白、黄色、肌色で、「歯ぐきの上」に見られる歯石です。歯肉の腫れの原因のため、スケーラーという器具で除去します。

2. 縁下歯石は、色は黒く、歯ぐきと歯の境目から歯の根元にかけて付着している「歯肉の下」に見られる歯石です。この歯石をしっかり除去するには、麻酔をしないといけない場合があります。

歯石の色が黒い=歯周病がかなり進行していると思ってください。

妊娠中は歯の治療はできないの?

安定期に入った頃から治療をされるのがよろしいかと思います。

つわりのひどい時期や流産の危険のある妊娠初期は、なるべく避けた方がいいと思います。

また、当院では、デジタルレントゲンを使用しているため、通常のレントゲンに比べ、およそ1/5~1/10のX線照射で撮影が可能です。防護衣を着用し、撮影すれば、問題はありません。ただ、必要最小限の撮影でいくべきだと思います。

治療に際しても、妊婦さんの体調を第一に考えて行っています。

(椅子の倒す角度やこまめな休憩、頭の位置など)

妊娠中に歯科治療がおこなえる時期は、いつ頃ですか?

妊娠中期(5ヶ月~8ヶ月)が一番オススメです

原則的に妊娠中に一般的な歯科治療を行なってはいけないという時期はありません。治療は妊娠中期(5ヶ月~8ヶ月)であればほとんどの方が問題なくできます。

妊娠初期、妊娠後期は基本的に応急処置のみ行いましょう。

妊娠初期2~3ヶ月間は非常に流産しやすいので過度に緊張や、或いは長時間にわたる治療はなるべくさける様にした方が良いと思います。虫歯や歯肉炎など、必要があれば安定期に積極的に治療し、できれば分娩までに治療を済ませておくのが良いでしょう。

出産後は育児におわれたり、あるいは子供の面倒をみてくれる方がいないなどといった理由から放置し症状を悪化させてしまったり、歯の治療に関して慎重になり、受診されるのが遅れがちになる方がありますので、注意が必要です。