医院ブログ

こんにちは。四條畷なんこう通り歯科の院長の武田です。

本日は横浜まで歯科技工（歯を作成するお仕事）で世界的に著名な斎藤先生のオフィスへ勉強しに行ってきました。

歯科技工士は、精密な歯を入れるための歯科医師の大切な女房役。今回は、いつも診療室で行う精密な型取りに関して、精密な噛み合わせを作成するための「フェイスボー」という技術について学んできました。

これは40年ほど前には、健康保険であったそうなのですが、保険制度に精密なものは不要という事で厚労省に削除された歯を作成する上での工程です。なので、現在の歯科医師は保険診療では、ほとんどやらず（というか自費診療においても、ほぼ行われていない？？）というのが現状のようです。

これを行う事により正しい噛み合わせが確立でき、正しい顎運動を行う事により、顎・顔面への過度な負担が軽減されます。当院でも行っており、これをされた方は本当に顔の筋肉の形が変化し、肩こりや他の全身状態も改善され、行っている本人も驚きの手法です。

ただ保険診療では、残念ながら、国からの制限上、保険での費用はゼロの上、手間、時間、労力などの面で行えません。さて、今後の日本の医療はどうなるのでしょうね？

今後も患者さんの為に知識と技術を学び続け、精一杯頑張っていきたいと思います。