ブログ17/3/18

こんにちは。寝屋川・四條畷の武田歯科医院、院長の武田です。

最近は春の訪れか、ずいぶん暖かくなってきましたね。

さて、本日は口臭のお話をしてみたいと思います。

口臭の原因とは、何でしょう？

口臭の原因はさまざまですが、大半はお口の中、つまり口腔内に原因がある事が多いようです。口腔内細菌がタンパク質を分解したときに起こるものや、虫歯や歯周病、食べ物や内臓疾患、精神的なものなど、解消するのが簡単なものから時間がかかるものと対処法もさまざまになります。

口腔内の原因の中では、約6割が舌苔が口臭源になります。この口臭は揮発性硫黄化合物（硫化水素やメチルメルカプタン）で、歯周病原菌はこのメチルメルカプタンを大量に発生しますので、強烈な口臭となります。

そして、皆さんが大好きなニンニク。これを食べると、翌日は大変臭いですよね。ニンニクには「アリシン」と呼ばれる成分が含まれ口臭の原因になります。アリル化合物と呼ばれるものやセレニウム化合物などのガスが腸を介して肺から排出されることによります。

アリシンは身体中に吸収される前にポリフェノールと反応させることで口臭対策に効果があるとされているんです。

長くなったので、続きはまた次回にでもお話致します。