四條畷市・大東市の予防管理型歯科医院

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ブログ17/2/11

子供のフッ化物塗布について

こんにちは。寝屋川・四條畷の武田歯科医院、院長の武田です。

本日は建国記念日で、当院はお休みです。私は、又々、セミナーに来ております。本日は論文に基づいたインプラントのセミナーです。

話は変わり、先日、ご家族4人でお越しになった患者さんに乳歯についてもたくさん質問を受けました。そこで、本日は乳歯のお話をしたいと思います。

一般的に最初に生える乳歯は下の前歯です。

生え始めの歯はとても柔らかく、唾液中のカルシウムが、表面に付着することにより硬くなります。フッ素塗布については「子どもの歯も大人の歯も生え始めはとてもむし歯になりやすい状態です。当院では、生えてきたら”すぐに”フッ素塗布をする事をお勧めしています。2、3ヶ月に1回といった間隔で定期的に塗布するのが効果的です」といつもお答えさせていただいています。

最近はフッ素濃度について心配される方も多いですが、フッ素塗布のフッ化ナトリウムは薄めて使うため、人体へのリスクは非常に低いものです。

フッ化物塗布法は、通常、年数回実施されるのみなので、急性中毒について考慮すればよいと思います。

フッ素の急性中毒量発現の最小量は、2mg/kg(体重)と言われています。10kgのお子さんなら、20mgという計算になります。従って、1回の全量を飲み込んで摂取したとしても、急性症状が発現しないことが分かります。

むしろ、むし歯になることの方が後々の影響が大きいと言えるでしょう。

フッ素塗布で、虫歯ゼロ!

明日からも頑張っていきますので、どうぞよろしくお願いします。