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▲:第2、4木曜日は、終日休診
駐車場:3台
こんにちは。寝屋川・四條畷の武田歯科医院、院長の武田です。
今日は、衝撃的なニュースが入ってきましたね。北朝鮮の金正男氏暗殺事件・・・。びっくりしました。トランプさんも目が離せませんが、こちらのお国もやはり目が離せませんね。
さて、本日は虫歯のお話をしたいと思います。
中学生の頃、理科の授業で学んだPHのお話です。
皆さんは、お口の中のPHって、ご存知ですか?口腔内はおよそpH6.7くらいの中性に保たれており、7を超えるとアルカリ性、下回ると酸性となります。
そしてpH5.5になると歯が溶け始め、元の中性に戻るのには通常40分程度かかってしまいます。糖を含んだ飲食物を摂取すると、ストレプトコッカスミュータンス菌等が酸を産生し、口腔内pHが下がり歯質脱灰を起こします。pH5.5以下が長時間続くと歯牙に穴が開き、むし歯になります。
歯質脱灰を起こしても唾液等により再石灰化が行われ、口腔内も中性になると、むし歯になるリスクを下げることに繋がっていきます。
むし歯になる原因として
1.ブラッシング不良
2.間食や糖分の多い飲食物の摂取
3.歯質が弱い
4.唾液が少ない
5.唾液の力が弱い
6.むし歯菌が多い
7.補綴物不適合
などが考えられます。
5の唾液の力が弱いというのは、酸性に傾いた口腔内を中性に戻す緩衝作用が強いか弱いということであり、生まれ持ったもので変えることは出来ません。
ただ、検査により自分の唾液力を調べることは可能で、もし弱ければ唾液の分泌量を多くすることで補うようにします。
2の飲食物中の糖分についてですが、長時間糖分を摂取し続けると、唾液が口腔内を中和するのが間に合わなくなり、むし歯になりやすくなるため、ダラダラと食事や間食をするのを改める必要があります。
食生活、生活習慣に気を付けることで防ぐことが出来るむし歯。
しかし、実際にはむし歯のない人の方が少ないのが現状です。
むし歯の原因は細菌です。放置するのは非常に危険です。正しいブラッシングとそのタイミングに気を付けて、予防することがとても大切です。