四條畷市・大東市の予防管理型歯科医院

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ブログ17/2/4

噛み合わせが良いと運動能力アップ

こんにちは。寝屋川・四條畷の武田歯科医院、院長の武田です。

歯周病とはご存じの通り、歯牙欠損の原因第1位です。

そして歯牙欠損をすると噛み合わせが悪くなります。

一流のアスリート達は歯に対しての意識が非常に高く、オリンピック選手の男子53.3%、女子62.7%にむし歯がありません。

顎の関節のそばには、バランスを司る三半規管という器官があり悪い噛み癖や違和感はバランスが悪くなるため、顔面をよじり、バランスを保とうとします。つまり、身体のバランス感覚に影響が出てくるということなのです。

また、この事は筋力や姿勢にも影響し骨格や筋肉の歪みに繋がります。歯を食いしばる、噛むという行為は、瞬発力にも大きく関わっており、背骨、首や肩の骨が頭部に完全に固定されていない人間の身体において「噛み合わせ」が3番目の支えとなり、筋力と運動能力に非常に関係していることが分かっています。

中学生を対象にしたある調査によると、咬合接触面積と背筋力・握力・50メートル走との関係について調査したところ、筋力・握力・50メートル走共に咬合面積(歯と歯がかみ合っている面積)が大きいほど良い結果が出たそうです。噛み合わせが良いと運動能力が高い傾向にあることが分かります。

これは、義歯やインプラント等により欠損を補い、隙間を無くして、噛み心地を安定させるマウスピースを使用するといった方法により、咬合力を向上することで運動能力をアップさせられると考えられます。

そして、高齢者の方にとって運動能力の低下は転倒のリスクにもつながります。

歯周病予防・治療により欠損を防ぎ、義歯を使用するなど、しっかりとした噛み合わせを確保ことにより、生活するうえで必要な起き上がる、歩くといった動作をスムーズに行うことができ、行動範囲も広がることが期待できます。