ブログ17/2/1

こんにちは。寝屋川・四條畷の武田歯科医院、院長の武田です。

ついに真冬の2月に突入です。でも、今日はあまり寒くないですね。ん〜、昨今話題の異常気象かな？？

さて、今日は、昨日に引き続きインプラントのデメリットの話の続きをしたいと思います。

デメリットの1つに細菌感染があります。これは「インプラント歯周炎」と言われており、手術時やその後のメインテナンスの途中に感染するもので、いわゆるインプラントの歯周病とも言われています。

その他にもインプラントを打つ場所の骨の質が弱っていたり、吸収して薄くなって、しっかりとした土台として機能しない場合や、神経を間違って傷つけてしまうという場合も少なからずあります。

手術の様式を間違っていたり、術前の診査をしっかり行っていない場合に、そういったデメリットも少なからずあるようです。

又、注意点としては、インプラントというのは、あくまで歯の代用物である為、歯周病になり易くなります。しっかりとメインテナンスが出来てないと、周囲の歯槽骨が減り、インプラントが抜ける事もあります。

手術を受けられる方に「歯の手入れをきちんとしてこなかったから、インプラントをします」という方が多いかと思いますが「その方がしっかりとインプラントのメンテナンスが出来るのか(？？)」と不安に思ってしまう事も度々あります。

ちなみにヘビースモーカーの方やアルコール依存症の方は、そのような方でない方と比べ、術後の固定率が極端に低くなってしまいます。又、糖尿病や骨粗鬆症など、全身疾患をお持ちの方でも定着率が低くなるという報告があります。

インプラントは治療費が高額ですし、メインテナンスへ通院をしたり、手入れも大変だったりしますので、もし興味がある方は慎重に考えた方が良いかもしれません。特に喫煙者、アルコール依存、全身疾患がある方は、要注意です。

ちなみに現在、特に上記の注意点がなく、将来的にインプラントをお考えで、様々な弊害がない方は、そうような症状が出る前に、早い内に手術を受けられる事をおすすめしています。