四條畷市・大東市の予防管理型歯科医院

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ブログ17/1/28

予防歯科の重要性

こんにちは。寝屋川・四條畷の武田歯科医院、院長の武田です。

歯医者に行くのはどんな時でしょうか?多くの人が「歯が痛くなった時」や「トラブルが起きた時」と答えるのではないでしょうか?確かにそれも間違いではありません。他の診療科においてもほとんどの場合、「悪くなったら行く」が普通ですよね。

しかし、お口の中の病気である虫歯や歯周病の場合、一度悪くなってしまった場合、治療はもちろん行えますが、治療をしたからといって元通りになる事は、ほとんどありません。歯科における治療はほとんどが「進行を止める」治療だからです。しかし、一度悪くなってしまった箇所は油断するとすぐに悪くなってしまいます。

歯科先進国のスウェーデンでは、多くの人が虫歯や歯周病を「予防するために歯科で定期検診やクリーニングを受けている」といいます。そのため、80歳でも平均21本の歯が残っているのに対し、日本は10本以下と倍の開きがあります。しかし、こんな世界一のスウェーデンも1970年代くらいの頃は、日本と同じような状況でした。その状況を改善するために、スウェーデン国家が予防歯科を全国的に推し進めた事により、現在の状況が実現できたと言えます。

日本の厚労省には、現状のところほとんどみられません・・・。

今後、日本でも政府主導で医療改革を行って欲しいものですね。