四條畷市・大東市の予防管理型歯科医院

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ブログ17/1/27

歯周病が原因で、肺炎!?

こんにちは。寝屋川・四條畷の武田歯科医院、院長の武田です。

私事ではありますが、出身高校である「大阪桐蔭高校」が、甲子園出場が決定したそうです。最近は常連校となっていますが、出身校の出場はいつも嬉しいものです(笑)

さて、本日は高齢者社会において、良く話題となる歯周病と全身疾患との話について、お話したいと思います。

「歯周病と肺炎」・・・はて?

一見、全く関係のない二つの病気だと思う方が多いとは思いますが、実は歯周病が原因で肺炎を引き起こし、そのせいで亡くなってしまったのではないか?という報告が近年、続出しています。

さて、ではどうやって肺炎になるのでしょうか?

それは、歯周病、かつ嚥下障害だった場合に多く起こります。

嚥下障害になると、食べ物が食道に入らず、気管に入り込んでしまいます。その時に食べ物と同時に肺に歯周病菌が入り込んでいき、その菌が原因となって肺炎を引き起こすと考えられています。

これを誤嚥性肺炎と言います。この誤嚥性肺炎というのは人工呼吸器を使っている患者さんが引き起こしやすいという事は既にたくさん報告済みです。つまり、歯周病が肺炎を引き起こすというよりは、歯周病によって肺炎を誘発させてしまう場合があるのです。

お口の細菌を減らすには、まずご自身で歯磨きを行い、痛みや腫れなど、症状がなくても、歯科医院で定期的なチェックを受けて下さいね。