ブログ17/1/16

こんにちは。寝屋川・四條畷の武田歯科医院、院長の武田です。　

今日もほんとに寒い1日でした。今日は大学の同級生と鍋を食べに行きましたが、温かいと思っていたのもつかの間、、、外に出ると凍てつく風が・・・。

寒すぎました。

さて、本日はメインテナンスについてのお話をしたいと思います。中でも昨今、テレビやネットで話題のインプラントにおけるメインテナンスについてのお話です。

治療期間も終わってホッと一息、これでもう安心…。

晴れやかな表情でお帰りになる患者様には、心から「お疲れ様でした」と言葉をおかけしたいです。でも実は、これから大切なインプラントと長く付き合うための「本当の治療」が始まることも知って頂きたいと思っています。

インプラントは材質上、決して虫歯になることはありません。ではなぜ、メインテナンスが必要かというと、インプラントには「歯周病リスク」があるからです。

◆インプラント周囲炎って？

インプラント処置後、合併症の1つとして、インプラント周囲炎というものがあります。

これは、インプラントに起こる歯周病とよく似た炎症をいいます。歯周病と同じく、プラーク（歯垢）や歯石がインプラントの根元に付着して感染が起こるります。そして、メインテナンスを怠ると、インプラント周囲炎のリスクを高めてしまいます。

まず、歯ぐきの腫れや出血などの炎症が起こり、感染が骨などにまで広がると、土台となる骨が溶かされてしまい、最後には「インプラントの脱落」を招いてしまいます。

◆メインテナンスの重要性

インプラントの寿命は、手術後のアフターケアにかかっています。

これを怠ると、周囲炎によるインプラントの除去や、再手術が必要になる場合もあります。又、インプラントの保証が受けられなくなる可能性もあります。

 

そのような事が起こらないよう当院では、以下の対策をオススメしています。

①毎日のセルフケア

まずは自宅でのセルフケアが大切です。

正しいブラッシング法を身に付けて頂き、歯ブラシだけでなく、歯間ブラシやデンタルフロスを活用する事で、インプラントだけでなく、残りの天然歯を虫歯や歯周病から守る事が可能です。

②プロフェッショナルケア

そして、歯科医院での定期的な健診と、アフターメンテナンスはさらに重要です。

定期的にレントゲン撮影を行い、インプラントの状態を確認するだけでなく、セルフケアでは落としきれなかった汚れのクリーニングや、ブラッシング指導などを行います。

 

歯科医院でのメインテナンスは、だいたい3～6ヶ月に1回くらいのペースが一般的です。

せっかく高い費用をかけたインプラントです。長く付き合えるよう、大切にしてあげてくださいね。