四條畷市・大東市の予防管理型歯科医院

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ブログ17/1/14

神経を抜く治療って?

こんにちは。寝屋川・四條畷の武田歯科医院、院長の武田です。 

本格的に寒くなってきました。本日も、朝に起きるのがとても辛いです・・・(笑)関東では、記録的豪雪らしいし、関西もいつ大雪が降るのかなと思っています。

さて、本日は良くある治療の1つ「神経を抜く(=抜髄といいます)」のお話をしようと思います。

神経を抜く治療は、極力しないことが、絶対望ましいのですが、状況によっては当院では、虫歯の大きさや、症状により、残念ながら、抜髄を行うことがあります。

この抜髄とはどのような治療なのでしょうか。それは歯の神経である歯髄を取ってしまうことであり、それをするのは、歯髄は一度細菌に感染してしまうと治癒することが不可能になること、そして歯の痛みの原因になりそれがかなりひどいものになることもあることから、抜髄をするのです。それは虫歯がかなり深いところにまで達してしまい、歯髄に細菌感染が起こってしまった場合に治療する方法であるといえるでしょう。

ただ寝屋川 歯医者では極力これを行わないようにしているのは、抜髄をして数年経ってから根管内に細菌感染が起こりやすくなるというリスクがあるからです。また感染根管となって根尖病変が出来てしまう可能性もあるので、長い目で見るとあまりよいことはありません。そしてそうした症状になると、根管治療などを最初から始めるようになる可能性が高くなるので、かなりつらいことになってしまうのです。

それで寝屋川 歯医者では、抜髄をするというのは最後の手段であり、患者様にはそれをする前にはその後で様々なリスクがあるということを説明しますし、最終的に根尖病変などになってしまうと抜歯をしなければならなくなるようなケースもあるということをご理解していただくようにご説明をさせて頂いています。

沢山の方が、その抜髄をしないで治療ができるように、虫歯の初期の段階で治療ができれば問題を回避する日が来るのを、切に願っています。