四條畷市・大東市の予防管理型歯科医院

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ブログ17/1/12

歯医者に行かないのに、歯周病にならない人がいるのは、本当か?

こんにちは。寝屋川・四條畷の武田歯科医院、院長の武田です。 

歯医者に行かないけど、歯周病にならない人がいるのは、本当か?患者さんに時々、質問を受ける事があります。

答えは、本当です。

昨今、歯周病の進行は、同じ民族で、同じ場所、同じようなものを食べていても歯周病の進み方は人によってかなり違うことが分かってきました。

これからお話する事は、40年前、スイスの研究者がスリランカのお茶農園で働く人を対象に行った研究です。

当時、農園では歯を磨く習慣がなく、歯科医師もいない状況でした。「歯磨きや治療をしないまま放置すると、歯周病はどのように進行するのか」という事を調べたそうです。

結果、全員、歯周炎にはなりますが、10%の人が進行しませんでした。一方で10%の人が重症化して20代から歯周病の症状が出始め40代で、ほとんどの歯を失いました。

歯周病の進行状況は、大きな違いがありました。

先進国の調査でも歯周病患者の10%前後は重症化することが報告されています。

日本の歯周病実態調査で30~40代の若い世代でも、重度歯周病患者が15%を占めていました。そのため、定期的な通院でご自身のお口の健康状態をチェックすることが重要です。

上位10%に入れば、チェックは少なくても構いませんが、9割の方は進行してしまいます。さて、あなたは、どのタイプに入るでしょう?

まずは、歯科医院を受診し、どのタイプか検査をしてもらい、一生涯自分の歯で食事をするためにセルフケアとプロケアを実践すると良いですね(^^)