四條畷市・大東市の予防管理型歯科医院

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blog12/27

義歯と口腔ケアが認知症を予防

こんにちは。寝屋川・四條畷の武田歯科医院、院長の武田です。 

X'masも終わり、2016年も残りわずかになりましたね。

本日は先日、講習会にて、入れ歯についての調査結果を聞きましたので、ご報告します。

神奈川歯科大学の山本龍生教授によると、4年間にわたる高齢者の追跡調査によって「認知症発症と歯の関係」を研究報告されたそうです。

愛知県在住の65歳以上の健康な高齢者4425人を対象に、歯の数が

①20本以上 ②19本以下 ③ほとんどないが、義歯を使用 ④ほとんどなし

の4群に分けて追跡。4年後、認知症を伴う要介護認定を受けたか調査したところ、歯がほとんどない人が認知症になる割合が他の3群に比べてはるかに高く、3群は大体同じでした。

20本以上ある人を基準にすると、歯がほとんどない人は1.85倍認知症になりやすいものの、歯がほとんどないが義歯を使っている人は、1.09倍にすぎなかったそうです。

又、歯の手入れを心がけていない人は、心がけている人に比べ、1.76倍認知症になりやすいという結果も出ています。

山本教授は「まだ日本の高齢者は、要会後リスクを減らすほど、十分に歯を保っているとは言えない。虫歯と歯周病を予防して、歯を残す努力が必要」とも話しています。

今後も歯科界が果たすべき役割は大きいと思われます。