四條畷市・大東市の予防管理型歯科医院

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歯周病の治療が劇的に変わる(?)新薬発表

こんにちわ。寝屋川・四條畷の武田歯科医院、院長の武田です。

先日、大阪・千里ライフサイエンスセンターにて「臨床歯周病学会・関西支部」の例会に出席してきました。この学会は、日本での歯周病に関する権威の先生方が集まるので、いつも新しい歯周病の情報を聞かせて頂き、楽しく参加させて頂いています。

今回の目玉は、大阪大学の北村教授の話でした。これまでは、エムドゲインという薬剤が歯周組織の再生には、第一選択として使用されていましたが、日本生まれの薬剤が厚労省の認可がおりたという内容でした。これは、保険外で適応され、当院でも主流として使用しておりました。

新薬は、FGF-2という因子で、歯周病が改善し、しかも従来のエムドゲインより、優位な薬剤であり、しかも保険適用だという話でした。もし、これが事実なら日本の歯周病の分野は飛躍的に変わると思われます。沢山の患者さんの歯周病治療の改善につながると信じています。

ただ、保険ですが新薬なので、まだまだ未知数のところがあり、最悪、厚労省が廃止する可能性も否めません。

まず情報を集め、しっかりした知識と技術をもって、普段の診療に応用したいと思っています。画期的な薬剤なので全ての患者さんの歯周病が劇的に変化する事を願っています。来月より販売開始なので、ワクワクしています。少しでも多くの患者さんを救う事ができたらと切に願った学会でした。