四條畷市・大東市の予防管理型歯科医院

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食育支援歯科認定/小松病院連携登録歯科

 
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blog10/31

歯を削ることはなぜよくないのか

こんにちわ。大阪寝屋川の歯医者の院長:武田です。

当医院では、歯医者さんたちが不用意に歯を削らない治療というものを行っています。こうした歯医者の、歯の治療の根底を見直すような取り組みは、寝屋川の歯科に限って行われていることではありません。

美しい歯並びにするため、虫歯を手軽に取り除くため、以前には歯科では、歯を削るという行為は患者の意思によって頻繁に選択されるものでした。矯正器具を使用してゆっくりと歯の向きを変えるよりも、丁寧に消毒してまめな歯磨きと通院を繰り返すよりも、問題のある部分をサクッと取り除いてしまった方が容易に治できたからです。

しかし歯を削る行為が歯のみならず歯肉や骨や顎、口内全体にまで及ぶ健康のバランスを崩すことに繋がるものだと、研究により結論付けられたことで、歯科の治療のスタンスは徐々に変わってきました。寝屋川の歯科のように、できるだけ歯を削らずに済まそうと患者に別の治療法を提案する医師は、今や非常に大きな割合に上っています。それだけ表面を削ることに対する、歯への影響というものは大きいのです。

歯を削って問題を取り除けば、その瞬間の歯の健康は守られます。しかし削って内側が露出し、外敵への耐性が弱くなっている所で新たに菌に感染すれば、歯の奥まで瞬く間に被害は進行し、それまで以上の深刻な状態になってしまうかもしれません。時間がかかっても、あるべき姿のままに治療してくれる医師を探して、ゆっくりとしたペースで完治を目指していく方が無理はないのです。